めっき Q&A
カニゼンメッキと無電解ニッケルメッキの違いは？
これらは呼び方が異なるだけで、実質的に同じメッキ処理を指します。
無電解ニッケルメッキに種類はあるの？
無電解ニッケルメッキは無電解Ni-Pメッキと書きます。
Ｐ（りん）の含有量の差で呼び方が違ってきます。
りん含有量1～5％を高りんタイプと呼びます。
りん含有量7～10％を中りんタイプと呼びます。
りん含有量10～14％を低りんタイプと呼びます。
りんの含有量の違いで何が違うの？
- 含りん率が多くなるほど、耐食性が良くなります。 低りんタイプ＜中りんタイプ＜高りんタイプ
- 含りん率が低くなるほど、硬度が高くなります。 高りんタイプ＜中りんタイプ＜低りんタイプ
無電解ニッケルメッキの呼び方は？
- 無電解ニッケルメッキ
- 無電解ニッケルめっき
- 無電解ニッケル鍍金
- 無電解ニッケル
- 無電解
- 無電解メッキ
- 化学ニッケルメッキ
- カニゼンメッキ
- カニゼンめっき
- カニゼン鍍金
- カニゼン
このように、様々な呼び方がされています。
正式名称は、無電解ニッケル‐りんめっきです。
ボロンメッキってなあに？
正式名称は、無電解ニッケル－ボロンメッキです。 無電解Ni－Bメッキと書きます。
- ※当社では550Lと250Lの2つのタンクで量産を行っています。
アサヒサーテクノは何が得意？
無電解ニッケルメッキに特化した会社です。
大量生産により、高品質と低コストを両立しています。
バレルメッキは特に高い評価をいただいております。
大・中・小のバレルを使い分け、部品の要求品質に応じた最適な処理を行っています。
優れた品質と経済性を実現しています。
どんな素材にメッキ対応可能ですか？
鉄、ステンレス（SUS）、アルミニウム（AL）、銅（Cu）の素材に対応可能です。
それぞれの素材専用ラインを完備しています。
対応可能寸法を教えてください。
米粒サイズの小物から畳サイズの大物まで対応可能です。
アサヒサーテクノの特徴は？
無電解ニッケルメッキの大小15タンクを稼働しています。
内訳
- 中りん無電解ニッケル－りんめっき：大小6タンク
- 高りん無電解ニッケル－りんめっき：大小6タンク
- 無電解ニッケル－ボロンめっき：大小2タンク
- 試作・黒色・Si-C・低りん用多目的タンク：1タンク
メッキ液自動管理装置を9台設置しており、350～400℃ベーキング用のイナートガスオーブンも保有しています。
ご相談・ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
